終わりと始まり
- kozueyogatherapy
- 4月10日
- 読了時間: 2分

春は終わりと始まりの季節。
長い冬が終わり、木々が芽吹き始める頃 エネルギーが波のように寄せたり引いたりする。
寒くなったり暖かくなったり、我が家の頭上を通る白鳥も行ったり来たりしながら、
ゆっくりと次の場所へ移動していく。
春は、始まりへの移行の季節。それまでいた場所、あたり前にあったものと少しづつ離れながら、次の場所へと動いていく。少しづつ動くのは、今まであったものへの愛着と離れる寂しさ、ここから先のまだ見ぬ世界へ飛び込む不安が混ざり合うBitter sweet な想いからなんじゃないかと思う。
ヨガを学ぶようになって気がついた大きな果実の一つが、すべてのものは変化をするのが自然だということ。日常の忙しさに惑わさたり自分の”こうあるべき”にしがみついたりすると、完璧さを求め不完全さを許せなくなり、変化がこわくなったりする。
でも、閉じていくドアは手放し、開いていく窓に希望の光を感じ、軽やかにワクワクし、心の枠も広げながら日々を過ごしたい。そんな想いから、冬の間から小さなものから大きなものまで整理した。携帯のメールや写真、本、洋服、賞味期限がとっくに切れた食品、ワクワクしないもの、疲れる場所、合わない仕事、こだわり、などなど。
この春は、身軽で可能性に溢れ、とても生き生きしている。好きなもの、大切にしたい関係性がよりはっきりし、自分の選択に信頼があり、迷い揺らいでも安定してる。ここから先が楽しみだ。
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